先日の続きです
フロント周り、オイル漏れに続いての御依頼はカムシューの交換
‘00年モデルで5万㎞なのでもうタイムリミット
カムカバーを外してバラしていったところシャフトに嫌な痕が・・・
芯が振ってたらどうしよう?作業は不思議と被るからな・・・と恐る恐る計測したところ全く問題ありませんでした(^^)本当良かったです
で、作業依頼の本命であったカムシューの減りはこんな感じでした
虫食いは出来てたけどまだ大丈夫でした。ただ気にしながら乗られるよりとっとと交換しておいた方が気が楽です
今回もSE HIBRID CAM PLATE AND HIGH VOLUME OIL PUMP KITで油圧化にアップグレードします
カムの消耗はまだ大丈夫なのでそのまま使用します。ベアリングはTC初期なので前後共ボールベアリングだったのでリア側をローラーベアリングに交換します
ニードルベアリングは強化型に交換して、プシュロッドも今後の整備性を考慮して調整式に交換しておきます
今回はロッカーカバーをバラシていませんが、10万キロを目安で腰上O/Hをお勧めするのでそれまでの予備でマニシールもこの際交換しておきます
ついでじゃないけどインレット、フューエルホースも交換
エアクリーナーフィルターは汚かったので現在取り寄せています
ただ見た事無いものが装着されてたけど、当時よくあったバックファイヤーでエアクリーナーがズレたり外れたりするのを対策されたパーツでしょうか(当時は純正CVキャブのメクラ蓋がそのままでミクスチャーを調整していない車両が多かった為)
その他に、フロントブレーキパッドとエキゾーストのスタッドボルトを交換しておきました
全て終了して試乗すると、プライマリーのオイル漏れは治まりましたが違う箇所に滲みが・・・
工具の入るスペースが無いのでトルク締めは出来なかったけど増し締めが出来たので増し締めして再試乗すると今の所は滲みも解消されてます
ただ、合わせ面のシールの状態が分からないのでその内滲んでくるかも?
でも芯も振っていないのでわざわざエンジンを割ってまで直す必要は無いと思います。滲んでくるのはある程度仕方無しでも良いのかな。。。