昨晩は大間から盛岡に帰ってくるのがやっとの事だったので
この日は盛岡から出発
この日の目的地は本州四端踏破ラリーの最後の地”最東端トドヶ崎”
意気揚々と早朝から盛岡を旅立ったのですが・・・
盛岡から宮古までは106号線で100km弱
しかし早朝からのこの峠越えはきつかった
何がきついかというと、温度です!寒いんです!!!
峠の温度計が4℃。バイクでの走行は風を浴びるので体感温度はもっと低いでしょう。
途中のコンビニのおばちゃんいわくは今日の早朝は-1度だったよ!って。そら寒いわ。。。しかも、そんな対策してきてないし・・・ちょっとなめてた・・・
峠を降りればポカポカ気持ち良くなり、証明書を貰う為宮古駅の観光センターへ
まだ営業前ですが、証明書を受け取り(証明書は全て有料)、いざトドヶ崎へ
このトドヶ崎までの20kmももの凄い峠道
最初道間違えたのかな?と思うぐらい狭くてクネクネです。本当朝からクタクタです・・・
これより灯台までは1時間ピクニックです
計ったら本当に片道1時間
行きがあれば当然帰りがあります。帰りの事を考えるとちょっと憂鬱になります
(実際この時、1人ギブアップしました。。。)
しんどくて最後の方は誰もしゃべらなくなり無言で足を進めました。。。
入り口より3.8km。約1時間
灯台が見えたときは、大間以上の感動がありました(^^)
四端踏破ラリーをするなら此処を最終にするのをお勧めします
最後にふさわしい場所です!ボスキャラみたいなもんです!
この後、四端踏破の感慨にふける事なく、帰りの地獄が待ってます。
ここ往復だけで2時間です。私めは毎日走ってるのでまだマシですが、運動してなければ相当キツイと思います。行かれる方は覚悟して下さい(^^)
で、この後は海沿いの45号線を南下出来る所まで南下するという計画で再び出発
当然此処より下は先の震災の被災地です
釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼、南三陸・・・などニュースや雑誌で聞いた事のある地名ばかり
1年経ってどうなってんのか?どこまで復興できてんのか?
実際この目で見て来ました
テレビで何回も見たこの船
実際見たら御覧の通り私めのレンズに納まりきらない位でかいです!
このでかい船が押し上げられるってどれだけ津波の威力が凄まじかったが計り知れます。
これ以外にも衝撃的な所はいろいろあったのですが、いまだ現場で涙されてる遺族、知り合いのいる中で、とてもバイクを止めて写真を撮れるような心境にはなれなかったのであまり写真は撮れませんでした。
ちょっとだけ撮った写真
いまだ片付けられていない建物や、かつて家が建てられていた跡などまだまだ時間がかかりそうです。
来年のVIBESは宮城なので、改めてゆっくり廻ってみようと思います
その後この日は何とか仙台まで辿りつきました。
翌日仙台より、大阪まで約12時間。
今回の旅で、3,000kmオーバー
これにて今回の東北ツーリングは終了です
人もバイクも無事でなによりでした(^^)
御一緒した皆様ありがとうございました!
しんどかった分、記憶に残ると思います。。。